Claude Codeスキルファイルの作り方【テンプレ付き】

claudecode

「毎回、同じことをClaudeに説明している」

私も最初はそうでした。ブログ記事を書くたびに「一人称は私で、語尾はですます調で、タイトルは25〜30文字で……」と毎回打ち込んでいました。

Claude Codeの「スキルファイル」を使い始めてから、この手間がゼロになりました。

スキルファイルとは、Claudeに対する「仕事のルール集」を事前に登録しておく仕組みです。一度作ってしまえば、コマンド1つで呼び出せるようになります。

この記事では、非エンジニアでもすぐに使えるスキルファイルのテンプレートを3つ紹介します。コードは1行も書きません。

スキルファイルとは何か(1分でわかる)

スキルファイルは、.md(マークダウン)形式で書いたテキストファイルです。Claudeへの指示・役割・出力ルールをまとめて書いておきます。

項目 スキルファイルなし スキルファイルあり
記事生成の準備 毎回200字の指示を打ち込む /blog-article-generator の1行
キーワード調査 検索意図・競合分析を毎回依頼 /keyword-research で即スタート
SNS投稿文の作成 各SNSのルールを都度説明 /sns-post-generator で3パターン生成

作ったスキルファイルは .claude/skills/<スキル名>/SKILL.md というパスに保存するだけで使えるようになります。

使い方は2種類あります。

使い方 方法 向いている場面
明示的に呼び出す /blog-article-generator と入力 確実にスキルを起動したいとき
Claudeが自動で使う 何もしなくてよい 会話の流れに合わせて自動発動

自動発動の仕組みは、スキルファイルに書いた description(説明文)をClaudeが常に参照していて、「この会話に関係するスキルがある」と判断したら自動で読み込む、というものです。明示的に呼び出さなくても、ブログ記事の話をしていれば自然に記事生成スキルが動き始めます。

スキルファイルの基本構造

スキルファイルは以下の4ブロックで作ります。

---
description: このスキルが何をするか1行で書く(Claudeが自動発動の判断に使う)
---

# スキル名

## 役割
あなたは〇〇の専門家です。(Claudeに役割を持たせる)

## ルール
- 出力形式(箇条書き / 表 / 見出し構成など)
- 禁止事項(「〜んです。」は使わないなど)
- 文体・トーン

## 入力フォーマット
ユーザーが入力すべき項目を定義する

## 出力例(あれば)
期待する出力のサンプル

先頭の --- で囲まれた description が自動発動の判断材料になります。ここに書いた説明文をClaudeが常に参照しています。PythonもJavaScriptも不要です。日本語で書いたテキストファイルです。

テンプレ①:ブログ記事生成スキル

最もよく使うスキルです。私のブログのルール(文体・タイトル文字数・禁止語尾・構成パターン)を全部入れてあります。

呼び出し方は /blog-article-generator と入力するだけ。続けて記事テーマを伝えると、見出し構成案→本文の順に出力されます。

# ブログ記事生成スキル(コピペして使えます)

## 役割
あなたはSEOに精通したブログライターです。
私のブログの文体ルールに従って記事を生成してください。

## 文体ルール
- 一人称:私
- 語尾:〜です・〜ます・〜でした(「〜んです。」は使わない)
- タイトル:25〜30文字・検索クエリ型
- 対象読者:30代・非エンジニア・副業に興味がある会社員

## 記事の必須要素
- コピペOKなプロンプト:2〜3本(コードブロック形式)
- 比較表・まとめ表:2〜3箇所
- 「今日すぐできること」セクション:1箇所以上
- 内部リンク:2本以上

## 入力フォーマット
【メインKW】:
【ロングテールKW】:
【記事の方向性】:

テンプレ②:キーワード調査スキル

記事のテーマを決める前に使います。メインキーワードを入力すると、ロングテールKW・検索意図・競合強度・今すぐ書くべき記事タイトルまで出力されます。

以前はラッコキーワードとGoogleサジェストを手作業でまとめていた作業が、このスキル1つで15分以内に終わります。

呼び出し方:/keyword-research → キーワードを入力するだけ。内部リンクを張りやすい関連記事の候補も一緒に出してくれるので、サイト全体の設計にも役立ちます。

キーワード調査スキルの詳しい使い方はClaude Code 使い方【非エンジニア向け完全ガイド】にまとめています。

テンプレ③:SNS投稿文生成スキル

記事を書いたあと、X(Twitter)とThreads用の投稿文を3パターン同時に作ります。

# SNS投稿文生成スキル(コピペして使えます)

## 役割
あなたはSNSマーケターです。
ブログ記事の内容をもとに、各SNS向けの投稿文を生成してください。

## 出力ルール
- X(Twitter):140字以内・本文にURLを含めない
- Threads:500字以内・体験談スタイル
- 各SNS2〜3パターン出力する

## 文体ルール
- 一人称:私
- 読者が「自分ごと」として受け取れる書き出し
- 感情語より具体的な数字・体験を優先

## 入力フォーマット
【記事タイトル】:
【記事の要点(3行)】:
【訴求したい読者】:

SNS投稿は毎回15〜20分かかっていた作業が、このスキルで5分以内に終わります。Claude Codeで副業ブログを自動化した話でも詳しく紹介しています。

今日すぐできること

Step 1:フォルダを作る
プロジェクトフォルダ内に .claude/skills/blog-article-generator/ フォルダを作成します。

Step 2:テキストファイルを作る
上記のテンプレートをそのままコピーして、フォルダ内に SKILL.md という名前で保存します。
パス例:.claude/skills/blog-article-generator/SKILL.md

Step 3:呼び出してみる
Claude Codeを起動して /blog-article-generator と入力します。フォルダ名がそのままスラッシュコマンドになります。ファイルが正しく保存されていれば、スキルが有効になった状態でClaudeが動き始めます。

まずブログ記事生成スキル1つだけ作ってみてください。1つ使えるようになると、残り2つも同じ手順で作れます。

さらに深く学びたい方へ

スキルファイルの応用的な使い方や、Claude Code自体の詳しい解説は以下の本もおすすめです。

マンガでわかる!Claude Code超入門
スキルの概念をマンガで直感的に理解できる入門書。

Claude Codeの使い方:日本語で話しかけるだけで、AIが動く
実務での活用事例が豊富。副業・業務効率化を具体的に進めたい方に。

※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。

まとめ

スキルファイルを使い始めてから変わったことを整理します。

スキル 作成の難しさ 時間短縮効果
①ブログ記事生成 ★☆☆(テキストのみ) 毎回の説明が1行に
②キーワード調査 ★☆☆(テキストのみ) 15分で調査完了
③SNS投稿文生成 ★☆☆(テキストのみ) 5分以内で3パターン

コードは1行も書きません。日本語でルールを書いたテキストファイルを保存するだけです。

「毎回同じことを説明している」と感じたら、それをスキルファイルに書き出すタイミングです。