結論から書きます。Codexで3日間かけてWebツールを作ったら、副業案件1件分(8,000円)の単価で売れました。
「非エンジニアの私がアプリなんて作れるのか」と最初は半信半疑でしたが、Codexに日本語で指示するだけで、思っていたよりずっと簡単に動くものができました。今回はその3日間の流れと、副業として成立させるまでをそのまま公開します。
大事な前置きをしておくと、私が作ったのは「すごい新発想のアプリ」ではありません。クラウドワークスで毎日案件が出ている定番ニーズに合わせた、シンプルなWebツールです。

3日で作った「CSV結合&グラフ生成Webツール」の中身
まず何を作ったかを書きます。機能はこれだけです。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| CSVアップロード | 最大3つまで一括選択可能 |
| 自動結合 | 共通の列を自動検出して結合 |
| 重複削除 | キー列を選んでワンクリック |
| 月別グラフ生成 | 結合結果を折れ線グラフで自動表示 |
| 結果エクスポート | 1つのExcelファイルにまとめてダウンロード |
これを聞いて「地味」と思った人、正解です。地味だけど、クラウドワークスで「CSV 結合」と検索すると毎日のように同じ要件の案件が並んでいます。地味な機能ほど需要は安定しています。
使用言語はPython(Flask)+HTML。これも私が指定したわけではなく、「非エンジニアが管理しやすい構成で」とCodexに伝えたら選んでくれました。

3日間の作業内容(実際の時系列)
「3日でアプリ」と言うとアジャイル感がありますが、私の1日あたりの作業時間は2〜3時間です。本業の合間に夜だけ進めました。
1日目:何を作るかを決めて、Codexに相談
最初の1時間は手を動かしません。「何を作るか」を紙に書き出すことだけに使いました。
条件は3つ。
- クラウドワークスで実際に募集が出ている案件タイプ
- 3日で形になる規模(機能5つ以内)
- 納品時にコードを開かなくても動かせる(ブラウザで完結)
この条件で候補を5つ書き出して、「CSV結合&グラフ化Webツール」に決めました。決定後、Codexにこう投げました。
非エンジニアでも管理できるWebツールを作りたいです。
機能は以下の通り:
- CSVを3つまでアップロードして自動結合
- 重複削除(キー列指定)
- 月別グラフ自動生成
- 結果をExcelでダウンロード
技術スタックは「非エンジニアが運用しやすいもの」で選んでください。
まず全体設計を箇条書きで提案してください。コードはまだ書かないで。
このプロンプトのポイントは「コードはまだ書かないで」と止めることです。最初にコードを書かれると修正が大変なので、設計だけ先に固めます。
2日目:基本機能を1つずつ実装+動作確認
2日目から実装です。私は1機能ずつ作ってもらって、毎回ブラウザで動作確認しました。一気に全部作らせると、後で何が動かないのか特定できなくなります。
実装順はCodexの提案通り:
- CSVアップロード機能(30分)
- 結合機能(45分)
- 重複削除機能(20分)
- グラフ生成機能(60分)
- Excelエクスポート機能(25分)
合計3時間ちょっとで、ベース機能は動くようになりました。エラーが出るたびに「このエラーが出ました、原因は何ですか?」と聞けば、Codexが原因と直し方を教えてくれます。
3日目:バグ修正と最低限のデザイン
3日目はバグ取りと見た目調整です。「アップロードしたCSVが文字化けする」「グラフの色が見づらい」など、実際に使ってみないと気づかない問題を1つずつ潰しました。
デザインも「最低限見れる状態」だけ目指しました。納品先が個人事業主や中小企業のため、デザインの綺麗さよりも「動くこと」が優先されます。
3日目終了時点で、自分のPCで動かして10件のサンプルCSVを処理できる状態になりました。

完成したツールを副業案件として売った結果
ここからが副業の話です。作ったツールをそのまま販売したわけではなく、「クラウドワークスで類似案件を受注し、自作ツールで効率納品する」という方法を取りました。
応募した案件は「3つのCSVを1つのExcelに結合してほしい、月次推移グラフも付けてほしい」というもの。報酬は8,000円でした。
私の作業内容:
| 工程 | 所要時間 |
|---|---|
| 依頼者からCSV受領 | 5分 |
| 自作ツールに投入 | 2分 |
| 結果のExcelを確認 | 5分 |
| メッセージ作成+納品 | 10分 |
| 合計 | 約25分 |
時給換算すると約19,000円です。これは特殊な計算で、ツールを作る3日間(合計約8時間)を償却していません。それでも2件目・3件目と受注が続けば、ツール開発時間は早期に回収できます。
具体的な案件の探し方はCodex副業、非エンジニアが月3万から始める現実的な手順でも詳しく解説しています。
非エンジニアがCodexでアプリ作る3つのコツ

3日間で詰まったポイントから学んだコツを共有します。
コツ①:「最終形」を最初に絵で説明する
テキストだけで指示すると、Codexが想像する完成イメージと自分の頭の中がズレることがあります。私は紙に画面のラフを書いて、写真を撮ってCodexに渡しました。これだけで認識のズレが大幅に減りました。
「アップロードボタンを画面中央に大きく、結果表示エリアはその下に」など、レイアウトの指示は文字より絵の方が圧倒的に正確です。
コツ②:1機能ずつ作って毎回動作確認
2日目に書いた通り、これが一番大事です。「全部書いて」と頼むと、後でエラーが出たときに原因特定が地獄になります。1機能できたら必ずブラウザで動かして、動いてから次へ。
面倒に感じますが、結果的に総作業時間が短くなります。
コツ③:エラーは恐れずCodexに「全文」を渡す
エラーメッセージは、要約せずに全文コピペで渡してください。「○○というエラーが出ました」と要約すると、原因特定が遅れます。
私のテンプレはこれです。
以下のコードを実行したらエラーが出ました。
原因と修正案を教えてください。
【実行したコード】
[コード全文を貼る]
【エラーメッセージ全文】
[エラーメッセージを貼る]
【やりたかったこと】
[1行で説明]
この3点セットを渡せば、ほぼ100%解決します。
今日すぐできること
「自分にもアプリ作れるかも」と思った方へ、最初の30分でできることだけ書きます。
- クラウドワークスで「CSV 結合」「Excel 自動化」を検索する:どんな案件があるか眺める(応募しなくてOK)
- 3日で作れそうなツール案を3つ書き出す:紙でもメモでもOK。条件は「機能5つ以内」「ブラウザで動く」
- Codexを開いて1つ目の案を相談する:いきなりコードではなく「全体設計を箇条書きで」と頼む
ここまで30分でできます。実装は後日でOKです。「アプリ作る」のハードルが思ったより低いことが体感できれば、それだけで次に進めます。
まとめ
Codexで非エンジニアがアプリ作りに挑む時のポイントを整理します。
| ポイント | 理由 |
|---|---|
| 定番需要のあるツールを作る | 新発想より、毎日案件が出てるニーズの方が稼げる |
| 機能5つ以内に絞る | 3日で形にする現実的なサイズ |
| 最初に設計、後でコード | 修正コストを最小化できる |
| 1機能ずつ動作確認 | エラーの原因特定が早い |
| エラーは全文渡す | 解決スピードが圧倒的に上がる |
「副業1件分の単価」と書きましたが、本当の価値はお金より「自分でもアプリ作れた」という体感です。1回作ると、次の案件は2日で、その次は1日で作れるようになります。
大事なのは小さく始めること。月収45万円のような大きな話に憧れず、まず3日で1つ作って8,000円稼ぐ。ここから始めれば、Codex副業は現実的な選択肢になります。
Codex副業の全体像や具体的な進め方については、以下の記事も参考にしてください。

